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一般社団法人日本染色協会

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 About the Industry 染色加工業とは
染物屋さんと染色工業は違う。

一般の人々にとって染色業は手芸的な染物屋のイメージが強い。しかし私たち日本染色協会会員工場は染物屋さんでなく、近代的な染色工場である事を、ご理解ください。

染め物屋さんは立派な職種です。伝統工芸分野の染色として世界に誇る技術を有し、数多い分野の人々から高く評価されています。それに対して染色工業の先祖は中世で確立した染め物屋さんの技術から進歩、発展しました。

この歴史的経過について、紹介すると次の通りです。ヨーロッパにおいては、18世紀に英国で発生した産業革命で家内工業的染色と、近代的染色工業へ分化しました。正確に言え ば、1856年に英国のパーキンという人が合成染料のモーブ(赤紫色・塩基性染料)という色を発明したのが、ヨーロッパの近代染色工業の始まりです。

日本は明治維新で英国型の産業革命が起りました。その革命で家内工業的染色は手工業方式とヨーロッパ方式の近代的染色工業へ分化、発展しました。

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